東京からわずか2時間。奥多摩を抜けると出会う里山、山梨県北都留郡 小菅村。美しい多摩川の源流が流れる人口約700人の小さな村です。
小菅村は山梨県の北東部に位置し、周囲を奈良倉山・鹿倉山・三頭山といった山に囲まれた盆地地帯です。戦国時代にこの地を拠点とした土豪 小菅氏にちなんで名前が付けられた、由緒ある土地でもあります。
多摩源流の大自然を満喫しよう
小菅村を流れる多摩川源流は、美しい緑の渓谷と透き通った川水のせせらぎ、そして白糸の滝・雄滝といった迫力のある滝の景観など、豊かな自然を楽しむことができます。
東京から近いにも関わらず、手づかずの大自然を満喫できるこの場所は、近年自然派パワースポットとしても注目を浴びています。アクセスの良さも、人気の理由かもしれませんね。
小菅村を訪れたら大自然だけでなく、美しい水があるからこそ味わえる郷土料理をぜひ堪能しましょう。日本で最初に養殖に成功した山女魚や岩魚、県内有数の生産量を誇るわさびなど。豊かな自然が育んだ名産品がたくさんあるんですよ。
原始村と多摩源流祭りがとにかく面白い
小菅村には古代の竪穴式住居が立ち並び、まるで原始時代にタイムスリップしたかのように感じられるスポットがあります。その名も「原始村」。原始村は、なんと竪穴式住居に宿泊することもできるとっても面白い場所なんです。
美味しいお蕎麦も食べられます。
原始村HP:http://genshi-mura.com/
また、毎年5月4日に行われる多摩源流祭りは、小菅村の村民が一丸となって作り上げる祭りで、毎年1万人を超える人で賑わう一大イベントです。
この祭りは「水と火と味の祭典」と称され、村を流れる多摩川源流の透き通った「水」、日本一の火柱とも言われるお松焼きの「火」、そして美味しい屋台が立ち並ぶ「味」が用意されていて、その例えにふさわしい内容となっています。
多摩源流の豊かな水資源、そして歴史ある郷土文化が織りなす魅力あふれる山梨県小菅村。知れば知るほどその魅力の虜になってしまうかも。お休みの日のお出かけは、小菅村に遊びに来てみませんか?
小菅村HP:http://www.vill.kosuge.yamanashi.jp/
記事/さとゆめ編集部