こんにちは。さとゆめ編集部です。
「ふるさとの夢をかたちに」をテーマに、日本全国で地方創生の伴走型コンサルティングをしている株式会社さとゆめ。
今回ご紹介するのは、コンサルタントの俣野さん。
俣野さんが、さとゆめを通じて実現したい事などをお聞きしました。
■俣野さんのバックグランウンドをお聞かせください。
大学・大学院は住居学・都市計画学を専攻し、町に残る昔ながらの伝統的建造物を活かしたまちづくりの手法などについて学んでいました。
その後、都市計画系コンサルタント会社や地方の中小企業向け経営コンサルティング会社を経て、さとゆめに加わりました。
■この業界で仕事を始めたきっかけを教えてください
私はいわゆる“お祖父ちゃん子”だったのですが、祖父の住んでいた田舎町で過ごした幼い日の記憶に遡ります。よくある田園風景が広がる田舎町だったのですが、ここで過ごした時間がとても刺激に満ちた体験だったことを、今でも鮮明に覚えています。今思うと、人がその土地での暮らしに合わせて管理する自然、いわゆる里山の「機能美」のようなものに、惹かれていたのだと思います。
それから時は経ち、大学時代にこの町を研究活動やまちづくり活動のフィールドに選び、再び深く関わるようになりました。この頃になると、同じく町の人の営みから生まれた建築や食、無形文化などにも魅力を感じるようになりました。
「地方には、人の営みが作り出した、美しいものがたくさんある」そう感じ、地方の何気ない暮らしや文化を守り、継ぐことに関わる仕事がしたいと思うようになりました。
■さとゆめを選んだ理由は?
農山村部の町で、暮らしや文化を維持していくためには、町に「なりわい」があることが必須だと思っています。世界の都市の成り立ちや歴史を見てみても、産業と町の隆盛は密接に関係していると思います。
さとゆめは、「産業を興す」ことに関して、独自のネットワークを活かしたエキスパートチームで粘り強く地域に伴奏し、他にない実績を積み上げてきた会社かと思います。そんな泥臭いスタイルに魅力を感じました。
■さとゆめでどのような仕事に携わっていますか
比較的小規模な農山村部で、町の産業を興す仕事に携わっています。 仕事の系統としては2種あり、1つ目は都市部から地方に人を誘致し、町での消費を促すもの。代表的な事業として、地域固有の空間資源である「古民家」を生かした観光事業づくりがあります。
2つ目は、地方から都市部へモノを持っていき、消費を促すもの。特産品などの商品・パッケージの企画や、大手不動産会社と連携した販売開拓支援などです。
■俣野さんが思い描く“まちづくり”とは?
農山村部の産業振興については、消費地である都市部や海外との関係性の再構築がとても重要だと思っています。
大雑把に言うと、都市部や海外の人々にとって、日本の地方がもっと身近な存在になることだと思います。テーマパークに行くような感覚で地方へ遊びに行く、ちょっと贅沢したい日の買い物に地方の珍しい特産品を買ってみる。
地方は魅力的なヒト・モノ・コト・バに溢れています。より多くの人の生活に、それらが自然に入り込んでいる状態を作っていけると良いですね。
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