東北の東南端に位置する、福島県いわき市。
その温暖な気候から「東北の湘南」と呼ばれ、海を始め、山、川そして温泉など豊かな自然に恵まれています。
かつては、農林水産業に加え、常磐炭田の石炭産業を中心にエネルギー基地として栄えました。常磐炭田閉山後も、大規模合併を期に工業化を進め、福島県浜通りの一大拠点として発展してきた地域です。
古くから愛されてきた癒しの湯
いわきと言えば、豊かな海はもちろん、温泉も有名です。いわき湯本温泉は、日本の三古泉の一つとして、なんと1,000年以上も前から親しまれているのだとか。中世には戦国大名も多く利用し、江戸時代は浜街道唯一の温泉宿場町として栄えました。
美人の湯、心臓の湯、熱の湯を始め、たくさんの効能が期待できる泉質で、観光に訪れる人はもちろん、地元の人々にも愛されています。
いわき湯本温泉HP:http://www.iwakiyumoto.or.jp/
また、温泉を利用したスパ施設「スパリゾート ハワイアンズ」もあり、子どもから大人まで、幅広い層が楽しめる地域です。
スパリゾート ハワイアンズHP:http://www.hawaiians.co.jp/
絶品海産物!「常磐もの」
いわきの美味しいものといえば、豊富な種類の海産品。暖流と寒流がぶつかるいわき市の太平洋沖は栄養豊富で、四季折々の美味しい魚が獲れます。
そんないわきの水産業は、「常磐もの(じょうばんもの)」と呼ばれているんですよ。
「常磐もの」は、本来は昔の常陸国(現在の茨城県)と磐城国(福島県浜通り)の沿岸海域で獲れる魚介類を指しますが、いわき市では、この「常磐もの」をキーワードに、いわきに水揚げされる魚介類、伝統と工夫から生まれる水産加工品、さらにはそれらに携わる水産関係者も含めて、いわきの「常磐もの」としてブランド化しています。妥協しない生真面目さが「常磐もの」の魅力です。
メヒカリの唐揚げはソウルフード的な存在。
「常磐もの」HP:http://joban-mono.jp/
海もあり、山もありの豊かな自然と、スパリゾートや水族館、温泉など。老若男女みんなで楽しめるスポットが盛りだくさんのいわき市。実は、首都圏から車で約2時間と、気軽に遊びに行けるんです。
今度のお休みは、いわきで遊びませんか?
いわき市HP:http://www.city.iwaki.lg.jp
記事/さとゆめ編集部