川崎市は、神奈川県の北東部に位置する政令指定都市。人口およそ152万人と、国内で6番目に大きな街です。
ちょうど東京と横浜の中間に位置する川崎市は、そのアクセスの良さが魅力の一つ。最近では、住みやすい街として人気が高まっています。
賑やかでいて、緑豊かな街
川崎市は、大きな街でありながら自然豊かで、ゆったりとした暮らしを求める人にも人気の街。武蔵小杉駅周辺では再開発がさらに進み、ショッピングモールや店舗などが増え、若い女性や家族連れにも人気が高まっています。
市内には公園も多くあり、中でも多摩丘陵に広がる「生田緑地」は川崎市内最大の公園です。広大な公園内には、日本民家園、かわさき宙と緑の科学館、岡本太郎美術館、藤子・F・不二雄ミュージアムと、豊かな自然だけではない魅力がたっぷり!カフェ・レストランもあり、一日中楽しめそう。
公園内を散策したり、楽しく学んだり、緑を見ながら美味しいご飯を食べたり…大きな街にいることを忘れてしまうような自然とのひと時を、心ゆくまで味わいましょう。
生田緑地HP:http://www.ikutaryokuti.jp
川崎の街を見守り続ける、厄除け大師
川崎市の寺社仏閣といえば、通称厄除け太師としても知られる「川崎大師(平間寺)」をご存知の方も多いのではないでしょうか。
川崎大師は、成田山新勝寺(千葉県成田市)と髙尾山薬王院(東京都八王子市)と並ぶ、真言宗智山派の大本山の寺院。古くから「厄除けの大師さま」と親しまれ、今でも変わらず全国から篤い信仰を集めています。
関東のお寺の中でもとりわけ大きな規模を持つ川崎大師は、元旦の「元朝大護摩供」や夏の「川崎大師風鈴市」など、一年を通じて様々な行事が行われています。節目の日や土休日を中心に多くの参拝客で賑わうこの寺院。川崎の中でもぜひ一度は訪れたい見どころの一つです。
川崎大師HP:http://www.kawasakidaishi.com
川崎市の新しい特産品「地ビール」に注目
川崎市の特産品と言えば、川崎大師の「くず餅」などが有名ですが、最近では川崎市産の「地ビール」が密かな盛り上がりを見せています。
地元 川崎で造ることを大切に、クラフトビールを丁寧に醸造する「ブリマーブルーイング」をはじめ、他に出荷せず実店舗でしか飲めないビールを提供する「T.T BREWERY」、2018年にオープンした「東海道BEER川崎宿工場」など、多くのクラフトビール醸造所があり、まさに”クラフトビール”の聖地とも言える、川崎市。
それぞれの醸造所自慢のビールは、美味しさだけでなく、その味わいのユニークさやこだわりも堪能したいですね。ボトルのシェイプやラベルのデザインも見逃せないポイント。ぜひ、お気に入りの醸造所、ビールを探してみてはいかがでしょうか?
「東海道BEER川崎宿工場」では、発酵タンクを眺めながらクラフトビールを楽しめます
お出かけにも、暮らすのにも魅力的な川崎市。改めてその良さに触れてみると、なんだか新鮮な気持ちでこの街のことがさらに好きになりそう。今度のお出かけ先の候補の一つに、ぜひどうぞ。
川崎市HP:http://www.city.kawasaki.jp/
記事/さとゆめ編集部