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北アルプスに抱かれた花とハーブの里「長野県池田町」

北アルプスに抱かれた花とハーブの里「長野県池田町」

美しい稜線を見せる、雄大な北アルプスの山々。麓に広がる、穏やかな田園風景。

目の前に広がるこの風景を眺めれば、忙しい毎日で固くなってしまった心もそっと解かれる…そんな長野県池田町の景色をあなたも感じてみませんか?

長野県池田町は、県の北部に位置する北安曇郡の小さな町。北アルプスの山々が見せる四季の移ろいを楽しむことができる、日本随一の景観を誇ります。

町内にはカモミールやラベンダー等のハーブ農家が多く、「花とハーブの町」として訪れる人々に癒しを与えるまちづくりを実践しています。

雄大な北アルプスとハーブと花々。数々の癒しのスポット

池田町には、正面に北アルプス連峰と安曇野の広大なパノラマを一望できる丘のうえにある「北アルプス展望美術館」をはじめ、童謡 てるてる坊主を作詞した浅原六朗を輩出した町であることから建てられた「てるてる坊主の館」など、多くの文化施設があります。

また、北アルプス展望美術館のあるクラフトパークでは、春には様々な種類の500本もの桜が咲き乱れます。初夏の夕暮れ時には、夕焼けが田圃の水鏡に映え、やがて日が沈み北アルプスがシルエットとなる眺めは圧巻。その美しい景観は、サンセットポイント100選にも選ばれています。

クラフトパークの高台の標高は、東京スカイツリーと同じ約634m。日本の原風景とも言える美しい景色を思う存分満喫できるスポットです。

季節ごとに移ろう美しい景色に癒される

ハーブの里としても知られている池田町。道の駅池田にある池田町ハーブセンターには、池田町産のハーブで作られたブレンドハーブティーやお風呂用ハーブ、名産の桑茶など、ここ池田町ならではの品々が並びます。お気に入りのハーブを探してみてくださいね。

北アルプス展望美術館(池田町立美術館)HP:http://azumino-artline.net/ikeda/

てるてる坊主の館(浅原六朗文学記念館)HP:http://www.ikedamachi.net/0000000315.html

池田町ハーブセンターHP:http://www.herbcenter.or.jp/

今改めて注目!健康茶「桑茶」

養蚕が盛んだった池田町は、桑の産地でもあります。その桑で作られた「桑茶」は、池田町の特産品として今でも親しまれています。

<桑茶>

池田町の桑茶は桑の葉とハーブをブレンドした、飲みやすいお茶です。健康にも良い効果が期待できる、と最近改めて注目を集めています。池田町では以前、養蚕が盛んでしたが、養蚕業の衰退とともに、蚕のエサである桑を育てる農家も衰退し、桑畑のみが残されました。そこで生まれたのが桑茶です。

桑の葉はもともと滋養強壮によい漢方薬として服用されており、その桑の葉を使って作った桑茶は、成人病の予防とアンチエイジングに絶大な効果があると言われているのだとか。桑の葉だけのお茶は少し飲みにくさを感じるため、池田町のもう1つの特産品ハーブとブレンドして出来上がりました。現在は3種類のブレンド桑茶が販売されています。ぜひ試してみてくださいね。

景観、観光、特産品…その全てが、忙しい生活を送る私たちの心と身体を癒してくれる池田町。日常から少し離れて、雄大な自然と穏やかな風景に抱かれて。池田町には、五感で味わいたい魅力が詰まっています。

記事/さとゆめ編集部