日本で一番小さな都道府県として知られている香川県。
コンパクトな街ながらも、美しく豊かな瀬戸内の自然や日本を代表する現代アートが集っています。また、その温暖な気候を生かしたオリーブの栽培、瀬戸内が育んだ海の幸、そして香川県の代名詞とも言える “うどん”など、美味しい魅力もたっぷり!
そんな香川県についてご紹介します。
やっぱり本場!うどん県 香川
香川県といえば、“うどん”。香川県自らも、“うどん県”と名乗るほどです。そんなうどん県 香川、いつからうどんが親しまれるようになったかご存知ですか?
なんと、江戸時代の頃から残る屏風に、すでにうどん屋が描かれているのだとか。それ以前から、暮らしに根付く郷土食として親しまれていたのでしょう。古くから、うどんの材料になる良質な小麦や塩、イリコ、小豆島の醤油などが作られていたことから、自然にうどん作りが盛んになったのかもしれませんね。
今では、香川県内に600軒以上のうどん屋があるそう。全国各地で讃岐うどんは気軽に食べられるようになりましたが、ぜひ本場の地 香川で味わいたいものですね。
香川が牽引する日本産オリーブ
穏やかで美しい瀬戸内海の景色に映える、オリーブ畑。香川県らしい風景の一つですね。 日本のオリーブオイル発祥の地である香川県。日本でのオリーブの経済栽培は、明治41年に始まったそうです。
魚の油漬加工に必要なオリーブ油の国内自給を図るため、三重、鹿児島、香川の三県に、輸入したオリーブの苗木を植えたことがオリーブとの初めての出会い。しかし、なかなか日本の気候に合わず、気温や湿度の問題でほとんどが枯れてしまった中、地中海の気候に似た香川県小豆島のオリーブだけが残ったのだとか。
それ以来、小豆島はオリーブ発祥の地として知られ、「オリーブの島」とも呼ばれています。香川県では、今もなお小豆島を中心にオリーブの栽培が行われています。
美しい自然と調和する現代アートのある街
うどん、オリーブの他、香川県はアートの街としても知られるようになってきました。特に、アートの島とも呼ばれる直島は、人気の観光地として注目されています。
海を背に佇む、アーティストの草間彌生がデザインしたかぼちゃのオブジェは、アートの島 直島を象徴するような現代アートの一つ。SNSなどで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。思わずハッとするような芸術作品の数々を、瀬戸内の豊かな自然と共に楽しめるのが島ならではの魅力です。
瀬戸内に浮かぶ島々だけにではなく、香川県内には様々なアートや美術館が点在しています。中でも、香川県を象徴する香川県庁は、建築家の丹下健三が手がけた建築作品の一つ。県自らが主導して、アートの街づくりは広がっています。
香川県のシンボルにもなっている、香川県庁
うどん、オリーブ、アート以外にも、古くから親しまれている金刀比羅宮や栗林公園、島旅など、たくさんの魅力がぎゅぎゅっと詰まっている香川県。老若男女、様々な人を受け入れてくれるような懐の深さを感じます。
あなたらしい香川県を楽しんでみてはいかがでしょうか。
香川県の魅力をご紹介するWEBメディア
ところでHP:https://tokorode.info/
香川県HP:https://www.pref.kagawa.lg.jp
記事/さとゆめ編集部