長野県の北端に位置し、北信越五岳に囲まれた高原盆地帯の町、長野県信濃町。
四季折々の自然に恵まれたこの町の魅力は、太古の昔から受け継がれてきた歴史や日本有数の豊かな自然。信濃町が誇る大自然は、この地特有の農産物を大きく育みます。
美しい田園風景や雄大に広がる山の稜線の景色は、かの著名な俳人 小林一茶の目にも映ったのでしょうか。ここは彼の生誕、そして終焉の地でもあります。
大自然の魅力を身体中で感じることができ、またそれを求めた文化人が集まり心を豊かにする場所として親しまれてきた町。現在でも、信濃町で育った人たちや訪れる人たちが誇れるような、魅力的なまちづくりを行っています。
信濃町の歴史を体感!魅力あふれるレジャースポット
信濃町の北東に位置する野尻湖は、長野県で2番目に大きな湖で、ナウマンゾウの化石が発見されたことでご存知の方も多いのではないでしょうか。釣りやヨットでの水上アクティビティを楽しむことはもちろん、近くの野尻湖ナウマンゾウ博物館では、現在までに発掘された化石が展示されています。太古の時代の息づかいを感じるような、貴重な体験ができそう。
野尻湖ナウマンゾウ博物館HP:http://nojiriko-museum.com/
信濃町の西に広がる、黒姫高原。秋にはコスモスが咲き乱れ、美しい景色を作り出します。 黒姫高原の見所の一つに、黒姫童話館というメルヘンの世界から抜け出てきたような、可愛らしい童話研究施設があります。「モモ」の著者ミヒャエル・エンデを始めとしたギャラリーを見学する他、気持ちのいい散歩道としても楽しむことができ、心も身体も癒す旅にはもってこいの場所ですよ。
黒姫童話館HP:http://douwakan.com/
また、小林一茶が眠る小丸山には、一茶の残した文学に触れることができる一茶記念館が佇みます。一茶の句を思い浮かべながら展示を巡れば、信濃町の自然の中で育まれたふるさとへの想いをじっくりと感じられそうです。一茶の軌跡を感じることができるこの館は、博物館としてだけでなくイベントホールとしても利用され、観光客だけでなく地元の方々にも親しまれています。
一茶記念館HP:http://www.issakinenkan.com/
信濃町で美味しい出会い
朝晩の寒暖差が厳しい信濃町で作られる野菜は、甘みが強い!特にトマトやとうもろこしは、実は隠れたおすすめ食材なんですよ。
また、野菜だけでなく、そばや米など豊かな自然を活かした特産品が豊富に揃います。その中でも、甘茶やルバーブ、ぼたごしょうはご存知ですか?全国的にも非常に珍しい農作物かもしれませんね。
日本有数の雄大な大自然と、豊かな文化が根付く信濃町。ご紹介した場所やコトだけでなく、訪れないとわからない、深い魅力が眠っている町です。ぜひ、信濃町の自然と文化に触れてみませんか?
記事/さとゆめ編集部