見所満載！房総の自然と魅力溢れる観光地「千葉県」

暖かな気候と、海あり山ありの豊かな自然。

都心に近いながらも自然あふれる千葉県は、住みよいベッドタウンとしても人気ですね。

現在の人口は約622万人。千葉県は日本列島の東に位置する太平洋に面した県です。冬暖かく、夏涼しい海洋性の温暖な気候ですが、場所によって少し気候が変わり、沿岸の地域は年間を通して暖かい気候で、内陸部は冬の寒さが厳しい気候という特徴があります。

日本でもめずらしい高い山のない県ですが、房総半島からなるとても長い海岸線を持っています。

「大山千枚田」日本らしい里山の風景も残ります。

学びから遊びまで大人も子どもも楽しめる様々な観光地

千葉県は、鴨川シ―ワールド等のアミューズメントパーク、成田山新勝寺等の歴史的建造物、伊能忠敬記念館等の博物館等、ありとあらゆる見所があります。特にアミューズメントパークにおいては、人気の東京ディズニーランドをはじめ、東京ドイツ村や船橋アンデルセン公園、東映ヒーローワールド等、たくさんの種類があり、大人も子どもも楽しめるアミューズメントパークの宝庫です。

また、千葉県の県土の半分以上は房総半島であり、夏には多くの人で賑やかになるビーチはもちろん、沿岸部のロケーションを生かしたドライブの名所が多数あります。

歴史を感じる特産品たち

千葉県には落花生をはじめ、銚子市の灯台印キャベツや匝瑳市の大浦ごぼう、房総半島で栽培されている房州ビワ等、よく見かけるものから一風変わったものまでたくさんの農作物があります。また、房総半島を活かした水産物も豊富です。

工芸品では、南房総市や館山市で古くから制作されている日本3大うちわの1つ、房州うちわが外せません。千葉県で最も有名な工芸品と言えるでしょう。

＜扇州うちわ＞

扇州うちわは、千葉県を代表する伝統的工芸品で、四国の丸亀、京都と並んで日本三大うちわの産地となっています。骨を作る工程と紙を貼る工程を合わせて21工程あり、全てを古くからの技法を使い、手作業で行います。扇州で自生する女竹という細い竹を使い作成されたうちわは、張地にも製作者のこだわりが見え、とても粋な仕上がりに。暑い夏には持って来いの見るだけでも涼しさを感じる、素敵な工芸品です。

工芸品もさることながら、千葉県といえば、やはりあのナッツのイメージがあるのではないでしょうか。

＜落花生＞

千葉県では、明治の時代から落花生の栽培を開始し、現在生産量が日本一国内シェア率7割を占めています。県内では6種類の品種の違う落花生を栽培しており、どれも実が大きくて甘い、落花生本来の味わいが楽しめます。また、落花生を使った味噌やピーナツバター等の加工品もたくさんあり、そちらもお土産に好まれます。

ベッドタウンとしても人気の千葉県。そこには人々が生活の拠点として暮らす、たくさんの魅力があります。都心のお隣でありながら、懐かしさや素朴さを感じさせるような、ほっと気を抜いていられる場所。

いつの季節も見所も美味しいものも盛りだくさん！ドライブがてら、色んなスポットに立ち寄ってみてくださいね。

記事／さとゆめ編集部