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タイで千葉県の美味しい魅力をPR!「千葉物産観光展 in バンコク 2018」

タイで千葉県の美味しい魅力をPR!「千葉物産観光展 in バンコク 2018」

千葉県の魅力的な特産品や食文化をタイの人たちご紹介するため、さとゆめがタイでのPRのお手伝いをしました。

タイにあるものと全く違う味わいのいちごやさつまいも、落花生など。初めて見るものもある千葉県の食材に、タイの方々の様々な反応を見ることができました。

この取り組みを通して、国も文化も超えた、「美味しい」という力を感じることとなりました。

千葉県産の魅力をタイでPR

今回、タイでご紹介した千葉県産品は6社14商品に上りました。

千葉物産観光展 in バンコク2018」として、「ヘルシー」を一つのテーマに、さとゆめがこのプロジェクトのクライアントである千葉県観光物産協会と共に、商品をセレクトしました。千葉県観光物産協会に所属する会員さんが作る、ピーナッツの加工品や魚麺、お菓子など、多様な食文化のご紹介となりました。 他に、いちごやさつまいもなどの生鮮食品も持って行きました。

場所は、タイの首都バンコクの中心部に位置する「セントラル チットロム(Central Chidlom)」。創業約70年の老舗デパートです。

タイのローカルブランドの他、海外ブランドなども揃え、高級デパートとして知られています。1階にあるスーパーマーケットでは、日本食材が豊富に揃っており、またこれまで北海道や山形などの催事も多く開催されてきました。タイの人にとっても、セントラルチットロムは日本の食文化を知る拠点の一つになっているのかもしれませんね。

千葉県自慢のいちごも

こんにゃくゼリーやせんべいなど、日本を意識した商品セレクトと、千葉県のマスコット「チーバくん」に特産物を持ってもらったPOPの作成など、楽しい売り場づくりになりました。POPもタイ語で製作し、またタイ出身のさとゆめメンバー カラヤさんも売り場に加わって、千葉県のPRを盛り上げてくれました。

チーバくんとタイ語のPOPで会場は賑やかな雰囲気に

2週間のフェアを終えると、なんと9商品が完売し、そのうち7商品がセントラル チットロムでの継続販売へとつながりました。千葉県が誇る美味しい特産品の魅力が伝わりました。

バイヤーやご来場の方々からは、また来年度も千葉県物産観光展を開催してほしい、など嬉しいお声もたくさんいただきました。

千葉県食材で料理教室!

物産展での販売の他に、今回は千葉県の食材を使用した料理教室も開催しました。ご参加の皆さんには、お揃いの真っ赤なチーバくんのエプロンをつけていただいて、和気あいあいとした賑やかな会になりましたよ。

〜千葉県の美味しい魅力伝わる特別メニュー〜

・千葉県産野菜の巻き寿司

・千葉県産さつまいものマッサマンカレー

・千葉県産海の幸そば

・千葉県産いちごのいちご大福

メニュー名だけでも、どちらも美味しそう!千葉県産の食材とタイ料理を組み合わせたメニューなど、なんだかワクワクしますね。さつまいもとタイカレー、試してみたくなります。

ご参加の皆さんとは、巻き寿司、またはいちご大福を一緒に作りましたよ。(他のメニューは試食のみです)

意外に上手?!巻き寿司作り体験

日本の食文化を象徴する料理の一つ、巻き寿司作り。なかなか難しいと思いきや、皆さん上手に作っていただいていました。千葉県産の野菜の旨味と米、海苔の風味がマッチした味わいは、タイの皆さんにはどうだったでしょうか?

酸味の強いタイのいちごとは違う、大きくて甘い千葉県産のいちごに、皆さんびっくり!そして美味しそうに食べてくれました。

また、千葉大学の学生さんたちには千葉県観光物産協会と共同で、デリケートないちごを大切に守ってくれる専用の輸送用パッケージを作っていただきました。パッケージに入れることで、ダメージが少ないだけでなく、高級感もありますね。タイの参加者の方々にも好評でした。

千葉県産いちご × タイの人気レストラン

物産展、料理教室の他に、「千葉物産観光展 in バンコク2018」の一環として、バンコク市内の高級レストランやカフェと連携し、千葉県産いちごを使用したメニューを開発しました。

1. ミシュラン一つ星レストラン「Suhring」

Suhringは、2017年12月にバンコクで初めてミシュランガイドの星を受けたレストランの一つ。緑の中に建てられた瀟洒な一軒家を改装した、ドイツ・ベルリン出身の双子シェフによるモダンドイツ料理のレストランです。

・千葉県いちごコラボレーションメニュー「千葉県産いちごのヨーグレット」

2. デリ&カフェ「Jones The Grocer Thailand」

オーストラリア発のデリ&カフェチェーン「Jones The Grocer」のタイ1号店。バンコク中心部の高級デパート「エムクオーティエ(EmQuartier)」の1階にあります。

・千葉県いちごコラボレーションメニュー「千葉県産いちごのチーズケーキ」「千葉県産いちごのタルト」

3. オーガニックカフェ「Nap’s Garden Cafe」

提携農家の有機野菜を使ったオーガニックカフェ。感度の高いタイの若者に人気のお店です。

・千葉県いちごコラボレーションメニュー「マグロのステーキと千葉県産いちごのソース」「千葉県産いちごのサラダと川エビのグリル」「千葉県産いちごのタイ風シロップデザート」

どちらも千葉県産のいちごの良さやそれぞれのお店のカラーが出たメニューとなりました。タイらしいアレンジもあり、また新しいいちごの魅力が見つかりましたね。10日間ほどの短い期間ではありましたが、タイの方たちに千葉県産いちごの魅力が伝わったのではないでしょうか。

現在では、さとゆめの自社事業として千葉県×タイの取り組みを始めています。

次回は、千葉県が生産量日本一!のさつまいも(食用芋)をメインにご紹介。ここ数年日本でも改めて注目を集めている「焼き芋」ですが、なんとタイでもブームになっているそうです。焼き芋だけじゃない、新しいさつまいもの食べ方をご提案していきます。今後は、「いもショップ」のオープンなども計画していますよ。どんなお店になるのでしょうか?楽しみですね。

タイでの取り組みを続けることで、タイで千葉県のファンコミュニティが出来上がり、特産品のご紹介以外にもイベントやツアーのご紹介などへも繋げていくことができます。

今回の「千葉物産観光展 in バンコク2018」だけでなく、これからも千葉県とタイを繋げる架け橋として新しい取り組みを進めていきます。ぜひ楽しみにしていてくださいね。

記事/さとゆめ編集部