こんにちは。さとゆめ編集部です。
「ふるさとの夢をかたちに」をテーマに、日本全国で地方創生の伴走型コンサルティングをしている株式会社さとゆめ。
今回ご紹介するのは、さとゆめの数多くの案件において、ホームページや広報誌などの広報媒体、売り場・空間づくりなど、多岐にわたるディレクション・制作を手掛けるクリエイティブディレクター・tamdaの巽奈緒子さん。
業務パートナーとして、さとゆめの重要案件を一手に担う巽さんに、地方創生分野での仕事にかける想いなどをお聞きしました。
■巽さんのバックグラウンドをお聞かせください。
私は外国語大学で中国語を専攻し、卒業後は台湾で広告代理店に勤務しました。そこで官公庁や大手企業の広告、プロモーションなどの企画の仕事をしていました。日々クリエイティブ職の方々と仕事をするうちに、自分も形をつくる仕事がしたいと思うようになり、転身を決意。日本に帰国し、デザイン学校に通いました。
その後、デザイン事務所に転職し、美術展や商業店舗などの空間ディレクション、商品パッケージや広報物の制作など、大小様々な案件に関わらせて頂き、2018年に独立しました。
■さとゆめに関する案件では、どんな業務を担当されましたか。
初めて担当させて頂いたのは、山梨県小菅村の古民家ホテル(NIPPONIA小菅 源流の村)の立ち上げです。PR戦略の立案や、運営会社のロゴ制作、広報タブロイド紙の制作などを担当しました。それ以降は、東京都のアンテナショップ“TOKYO GIFTS 62”の立ち上げや山形県河北町のアンテナショップ“かほくらし”の店舗リブランディングにおけるクリエイティブディレクション、各種制作などを担当しました。/p>
■“地方”に関する仕事は、もともとやってみたい分野だったのでしょうか?
そうですね。私は台湾に7年間住んでいたのですが、その時担当した案件で、日本のいろんな地方を回らせてもらう機会がありました。一度日本を離れてから、日本の地方を訪れる中で「日本が好き」と感じるようになりました。
私は、デザインは自分のやりたいことを実現する「ツール」でもあると思っているのですが、自分がやりたいことを考えたときに、その一つは自分の好きな日本の地方を元気にすることだと思いました。
■“地方”に関する仕事で、大事にしていることは何ですか?
地域のプレーヤーの方々の気持ちを大事にしたいと思っています。何かデザインするにあたって、地域外に魅力的に発信することはもちろん大事なのですが、地域の方々の盛り上がってくれることもとても大事だと思っています。地域の人が盛り上がる、喜んでくれるデザインができた時は、自ずと対外的にも魅力あるものが出来上がると思っています。
■“地方”に関する仕事のやりがいや楽しさは何ですか?
自分たちのふるさとを心から愛し、熱くなっている人に出会えることですね。無理難題と思えることも、つい支えてあげたいと思ってしまう。そういう人が地域を元気にしていく様子を目の当たりにした時は、感激しますね。
地方を楽しみ、地域に寄り添いながら仕事に取り組む巽さん。今後も様々な地域でご活躍されることが、楽しみです。
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