こんにちは。さとゆめ編集部です。
「ふるさとの夢をかたちに」をテーマに、日本全国で地方創生の伴走型コンサルティングをしている株式会社さとゆめ。
今回ご紹介するのは、コンサルタントの久保さん。イギリスの大学院を卒業後、独立行政法人国際協力機構(JICA)で様々なプロジェクトに従事。グローバルに活躍していた久保さんが、さとゆめでやってみたいことなどをお聞きました。
■海外、国内は関係なく、人の役に立つために
久保さんのバックグラウンドをお聞かせください。
「東京・文京区出身で大学を卒業後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスというイギリスの大学院で「開発学」を学び、国際協力機構(JICA)に就職しました。
JICAでは、主に途上国の観光事業や産業振興などに携わっていました。観光事業は、たとえば地域を組織化したり、観光プログラムをつくったり。産業振興は、生産性・品質向上、輸出促進の支援などです。」
グローバルな仕事からさとゆめへ転職したのは、どのような理由ですか。
「私は人のために自分のできることをしたい、困っている人を助けられる仕事に就きたかっただけで、海外、国内の境界はありません。縁あってJICAに入り、途上国がフィールドであっただけです。」
さとゆめを選んだ決め手を教えてください。
「JICAでは現場に指示を出すことが多かったのですが、もっと現場で直接裨益者の方々と働きたいと考えるようになりました。それで途上国も重要ですが、少子高齢化や地方財政のひっ迫など、問題山積の日本で地方創生の支援ができないかと思い、Google検索で見つけたのがさとゆめです。
いちばんの入社の決め手は、伴走型というスタイルですね。事業計画から実施までしっかり寄り添っていくところに魅力を感じました。」
■さとゆめならではの付加価値のある支援を行う
現在の仕事内容を教えてください。
「長野県信濃町の癒しの森事業や茨城県大子町の森林セラピーをはじめ、群馬県産の上州和牛やニジマス、フルーツなどを香港へ輸出し、現地のレストランにメニュー開発してもらう事業などを担当しています。
また2019年は、熊本県上天草市のPR動画『上天草市で奇跡体験!?』やウェブサイトを制作。PR動画はパルクールアクションを採用し、現代に舞い降りた天草四郎と旅人が上天草を駆け巡るという設定です。とても好評で、雑誌などにも取り上げてもらいました。」
上天草市PR動画:https://www.youtube.com/watch?v=EL94cRQZyN4&feature=youtu.be
いちばんのやりがいはどんなことですか。
「地域の人たちと直接話し、地域のための事業や方法を提案できることが魅力であり、やりがいです。
大切なのは、地域の人たちの考えをしっかりと聞き出すこと。でも、そのまま実践するのではなく、さとゆめならではアイデアや行動力をプラスした付加価値のある支援を心がけています。」
■触れ合いを大切に、地域に役立つ仕事を
今後どのようなことに挑戦していきたいですか。
「新しいエリアの地域創生事業にスタート時から携わってみたいですね。たとえば、信濃町は弊社が15年近くやっているわけですが、そのような事例を自分の手でゼロからつくれたらいいなと思います。」
さとゆめのテーマ「ふるさとの夢をかたちに」の新規実現ですね。
「私はいままでに多くの国々に訪問していますから、インバウンド事業はもちろん、たいていの国と仕事をすることができます。その強みを活かしたコンサルもしてみたいと思っています。これからも地域の人たちと触れ合い、地域に役立つ仕事をしていきます。」
日本には世界中からたくさんの人が訪れ、グローバル化は言うまでもありません。海外でのキャリアが豊富な久保さんはさとゆめ、そして地域にとっても貴重な存在。どんなアイデアが発信されて事業が実現するか、大いに期待されています。
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